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投稿日:2025年7月11日

コーキングとシーリングの違い|正しい材料選びで建物を長持ちさせる方法

シーリング
愛知県名古屋市港区を拠点とする株式会社J-techでは、外壁塗装・内装塗装・防水工事・シール工事を通じて、お客様の大切な建物を長期間保護するサービスを提供しております。建物の気密性と防水性を保つ上で欠かせないのが、コーキングやシーリングと呼ばれる材料です。しかし、多くの方がこれらの用語を混同されているのが現状です。本記事では、コーキングとシーリングの違いから、名古屋港エリアの環境に適した材料選びまで、専門的な視点で詳しく解説いたします。
 

 

コーキングとシーリングの基本的な違い

建築業界において「コーキング」と「シーリング」という用語は、しばしば同じ意味で使用されますが、厳密には異なる意味を持っています。これらの違いを正しく理解することで、適切な材料選択と施工が可能になります。
 

📝 用語の定義と業界での使い分け

コーキング(Caulking)は、もともと船舶建造で使用されていた用語で、船の板と板の隙間に麻や木片を詰めて防水処理を行う作業を指していました。現在でも、比較的固い材料で隙間を埋める作業を「コーキング」と呼ぶ傾向があります。
 
一方、シーリング(Sealing)は、より広義な概念で「密封する」「封をする」という意味があり、現代建築では主に弾性のある材料を使用して気密性や防水性を確保する工法を指します。日本シーリング材工業会(JSIA)では、建築用の密封材料を総称して「シーリング材」と定義しています。
 

コーキング

特徴:伝統的な呼び方、比較的固い材料

主な用途:古い工法での隙間充填

現在の使用:一般的な呼称として残存

シーリング

特徴:現代的な用語、弾性材料主体

主な用途:気密・防水性能の確保

現在の使用:業界標準用語

「参照:日本シーリング材工業会」
 

🏗️ 歴史的背景と現在の使用状況

日本では、1960年代から本格的な建築用シーリング材の使用が始まりました。当初は「コーキング材」と呼ばれることが多く、油性コーキング材が主流でした。しかし、建築技術の進歩とともに、より高性能な合成樹脂系材料が開発され、現在では「シーリング材」という呼称が一般的になっています。
 
現在、建築基準法やJIS規格では「シーリング材」という用語が正式に使用されており、業界標準となっています。ただし、一般の方や職人の間では、今でも「コーキング」という呼び方が親しまれているのが実情です。
 

シーリング材の種類と特徴

建築用シーリング材は、主成分によって様々な種類に分類されます。それぞれの特性を理解することで、用途に応じた最適な選択が可能になります。
 

🧪 シリコーン系シーリング材

シリコーン系シーリング材は、最も一般的に使用される材料の一つです。優れた耐候性と耐熱性を持ち、-40℃から150℃の幅広い温度範囲で使用できます。特に水回りでの防水性能に優れており、浴室やキッチン周りでよく使用されます。
 

注意点
シリコーン系シーリング材は塗装ができません。外壁などで塗装を予定している場所には使用を避け、変成シリコーン系やポリウレタン系を選択してください。

 

🔧 変成シリコーン系シーリング材

変成シリコーン系シーリング材は、シリコーン系の優れた特性を保ちながら、塗装が可能という特徴を持っています。このため、外壁のサイディングボード目地や窓枠周りなど、塗装仕上げが必要な箇所で広く使用されています。名古屋港エリアのような潮風環境では、特に重要な選択肢となります。
 

💪 ポリウレタン系シーリング材

ポリウレタン系シーリング材は、高い接着性と弾性を併せ持つ材料です。特にコンクリートやモルタルとの接着性に優れており、躯体目地や大きな動きがある目地に適しています。ただし、紫外線に弱いため、露出する部分では必ず塗装による保護が必要です。
 

 

名古屋港エリアに適した材料選び

名古屋市港区をはじめとする名古屋港エリアは、独特の環境条件を持っています。適切なシーリング材選択のためには、これらの特性を十分に理解する必要があります。
 

🌊 港湾地域の環境特性

名古屋港エリアは、以下のような特徴的な環境条件にさらされています。

潮風による塩害
海からの塩分を含んだ風が建物に常時影響
 
工業地帯の粉塵
港湾施設や工場からの微細な粉塵
 
高湿度環境
海に近いことによる年間を通じた高い湿度
 
温度変化
夏の高温多湿と冬の乾燥した気候の大きな差

 
これらの条件下では、通常の内陸部よりも厳しい環境に対応できるシーリング材の選択が重要となります。
 

⏱️ 耐久性と性能基準

JIS A 5758:2016「建築用シーリング材」では、耐久性によってシーリング材を区分しています。名古屋港エリアのような厳しい環境では、最高グレードの9030クラス(90℃で30%の引張圧縮を繰り返す試験に合格)の使用を推奨します。
 

推奨材料(一般部)

材料:変成シリコーン系9030クラス

特徴:塗装可能、高耐久性

用途:外壁サイディング目地

推奨材料(水回り)

材料:シリコーン系防カビタイプ

特徴:防水性、防カビ性優秀

用途:浴室、キッチン周り

推奨材料(躯体部)

材料:ポリウレタン系9030クラス

特徴:高接着性、大きな動きに対応

用途:コンクリート目地

「参照:JIS A5758建築用シーリング材」
 

建物を長持ちさせるメンテナンス方法

適切なシーリング材を選択した後も、定期的なメンテナンスが建物の長寿命化には欠かせません。名古屋港エリアの環境特性を考慮した具体的なメンテナンス方法をご紹介します。
 
シーリング材の交換時期は、一般的に8~12年程度とされていますが、名古屋港エリアのような厳しい環境では、7~10年での点検と必要に応じた交換を推奨します。早期発見・早期対応により、建物本体への水分浸入を防ぐことができます。
 
定期点検のチェックポイントとして、以下の症状が見られた場合は専門業者による診断を受けることをお勧めします。

・シーリング材表面のひび割れや剥離
・色褪せや白亜化現象
・目地からの雨水浸入跡
・シーリング材の硬化による弾性の低下

 

メンテナンスのコツ
名古屋港エリアでは、台風シーズン前の6月頃と冬季前の10月頃に点検を行うことで、厳しい気象条件による被害を事前に防ぐことができます。

 
適切な施工業者の選択も重要な要素です。シーリング材の性能を最大限に発揮させるためには、以下の条件を満たす業者を選ぶことが大切です。

・建築用シーリング材に関する十分な知識と経験
・地域の環境特性を理解した材料選択ができる技術力
・適切な下地処理と施工手順を守る姿勢
・アフターサービスとメンテナンス体制の充実

 

正しい知識と選択で建物を守る

コーキングとシーリングの違いを正しく理解し、地域の環境特性に適した材料を選択することで、建物の防水性能と気密性能を長期間維持することができます。名古屋港エリアのような厳しい環境では、特に高品質なシーリング材の選択と定期的なメンテナンスが重要となります。
 
株式会社J-techでは、豊富な施工経験と専門知識を活かし、お客様の建物に最適なシーリング工事をご提案いたします。材料選択から施工、アフターメンテナンスまで、トータルサポートで建物の長寿命化をお手伝いいたします。建物の気密性や防水性にご不安をお感じの際は、お気軽にご相談ください。
 

東海地区での塗装工事は愛知県名古屋市の株式会社J-tech|求人
株式会社J-tech
〒455-0882
愛知県名古屋市港区小賀須2-605
TEL/FAX:052-302-2382
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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